先輩達のような看護師になりたい ~シャドーイング研修から得た学びの共有~

5月24日に開催した新人看護師2ヵ月研修は、入職1~2ヵ月の間で実施されるシャドーイングで得た学びを共有しました。シャドーイングは、先輩看護師の後ろをついて、看護師の役割や看護実践、医療現場の状況などを理解するために行っています。特に、夜勤は、新人看護師さんには未知の世界あり、不安が高まっています。当院では、体調管理の面においても、先輩看護師と共に実際の現場における体験をしてもらっています。今年度4月の新人看護師技術演習は、コロナ禍のため、部署毎で行いました。そのため、2ヵ月研修は、他の部署の同期がどのような経験をしたり、学習を深めているかを知る初めての機会となりました。

シャドーイング研修から得た学びの共有
シャドーイング研修から得た学びの共有

研修では、新人看護師さんから「先輩方のように患者さん中心にいろんな判断が出来るようになりたい」「協力し合いながら働いている」などの先輩への思いも聞きました。また、研修後のアンケートでも、「自分一人では気づかなかった視点を知ることができた」「今後の自分の課題やどのように動けばいいかを考えることができた」などの意見が挙がっていました。初めてのグループワークだったため、緊張してうまく自分の言葉で話すことが難しかった方もおられたと思います。しかし、会の進行を進めてくれた教育委員からは、積極的に相手の話を聞いたり、感想を述べることが出来ていたとフィードバックされていました。

シャドーイング研修から得た学びの共有
シャドーイング研修から得た学びの共有

シャドーイング研修を終えた後、新人看護師さんには、「理想の看護師像」をレポートにまとめてもらいました。患者さんや家族に寄り添いたい…患者さんから信頼される看護師になりたい…コロナ禍における患者さん・ご家族の孤独感や不安感が感じ取れた上での、理想の看護師を抱いていることが理解できました。シャドーイングの振り返りを行い、同期で共有できたことにより、理想の看護師像の具体化と自身の課題が見えた時間でしたね。

Keep it up! 人材育成・採用担当主任 小川

シャドーイング研修から得た学びの共有
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