多重課題への対応力をつける ~入職4ヶ月に直面する多重課題を同期で乗り越えよう~

4月に入職された新人看護師さんが今直面している課題の一つに「多重課題」が挙げられます。多重課題とは、看護師が日常の仕事を通して、同時遂行を求められる2つ以上の事柄のことです。例えば、輸液ポンプのアラームの対応中に他患者さんの検査や処置の対応が重なったり、患者さんの清潔ケアを行っている時に、他の患者さんからの対応を求められるなど、様々な場面があります。看護師の仕事は、複数の患者さんのニードの充足のための看護実践や看護業務を同時に行う必要があるため、優先順位を考えて行動する力が求められます。

多重課題研修の様子

研修の内容は、看護部で作成した多重課題の場面を動画で見てもらい、グループに分かれて対応方法を考えていきました。また、新人看護師さんが実際に困っている場面を取り上げ、ロールプレイ形式で学びを深めました。新人看護師さん達が演じた役は、新人看護師役、先輩看護師役、患者役、医師役などです。役割を演じることで、患者の気持ちに配慮した対応を、一人で抱え込まず、報告・連絡・相談することが必要だと理解できたようでした。

多重課題研修の様子
多重課題研修の様子

多重課題に直面した時、優先順位をつけてそれに対応できるようになるためには、多くの知識や技術を身につけたり、多様な経験を重ねていくことが必要です。これから経験する出来事に意味付けを行い、自身で考えていく力を育てていきましょう。

研修の最後に、ちょっとだけ疲れている新人看護師さんへ、高橋弘子看護副部長より心が癒される素敵な写真と心温まるメッセージをいただきました。多重課題を乗り越えた先には、患者さんやスタッフからの信頼が得られ、自信に繋がっていくと信じています。看護部からの応援を受け、頑張れ!新人看護師さん。

人材育成・採用担当主任 小川