悩みを共有し、自分の強みに気づこう ~3カ月研修① 自己認知とセルフケア~

リアリティショックは、新入社員だけでなく、新しい環境や立場に置かれるすべての人が経験する可能性があります。当センターに入職された新人看護師さんも、学生とは違う責任や組織人という関係性とのギャップ、自分の能力と現実のギャップ、思っていた環境や生活とのギャップなどに直面している時期に差し掛かっています。「現実と理想に衝撃を受けること」、これがリアリティショックと言われるものです。そのような中ですが、新人看護師さんは、患者さんの役に立ちたいと思い、看護業務を覚えたり、知識・技術・態度を身につけようと努力しています。

だからこそ、自分のつらい感情に蓋をして一人で抱え込んでいないか、一旦立ち止まって、あるがままの自分と向き合う時間が必要なのです。自己認知とは「今、自分はつらい思いをしてるんだな…」と素直に自分の気持ちを正しく認知することです。令和3年度の3ヶ月研修では、同期で悩みを共有すると共に、自分の強みに気づく時間を作りました。

自己認知とセルフケア
自己認知とセルフケア

同期との繋がりは大切です。自分が迷ったり、悩んだ時によき理解者となってくれるからです。今回、自分の思いを語れるように場の安全を確保したことで「悩んでいたことは同じだったんだ。頑張っている意味があるんだ。」と同期同士で思いを確認することができました。もちろん、本音が言えなかった新人看護師さんもいると思います。その方々は、無理をして自己開示する必要はありません。今のその気持ちに気づき大切にするだけで十分です。

自己認知とセルフケア
自己認知とセルフケア

自己開示をした後は、ストレングスカードを使用し、自分の強みを見つけるワークを行いました。自分の強みは意外と見つけづらいため、グループメンバーから自分が気づかない強みを見つけてもらえたことは、喜びや自信に繋がったようでした。

つらいときには我慢せずに泣いたり、信頼できる誰かに話を聞いてもらうことが必要です。そして、今回の研修のように、仲間と共有することも大切だと思いました。この学びを、皆さんの生活の中に取り入れ、強く優しい看護師さんになってくれることを願っています。

人材育成・採用担当主任 小川

自己認知とセルフケア