褥瘡の予防と看護

２週間ぶりの集合研修

４月に新規職員研修を終え、配属部署の先輩達のシャドーイングが進む中、早速新人看護師１ヶ月研修を迎えました。２週間ぶりにお互いの顔を見て楽しそうに学びを深める新人看護師さんの様子を見ることができて、ホッとしています。

新人看護師１ヶ月研修は、「褥瘡予防とケア」でした。今年度は、褥瘡委員が中心となり、講義と演習を行っていただきました。研修内容の「正しいテープの貼り方・剥がし方」では、お互いの手にテープを貼り、皮膚を傷つけないように剥がす練習をしました。テープの貼り方・剥がし方によって、患者さんの安全を守ることが体感できたようでした。

「正しいオムツの当て方」「背抜き、ポジショニング」などの技術演習では、積極的に演習に参加する新人看護師さんの姿がありました。看護実習が十分に出来なかったと思いますが、模擬人形に丁寧に声かけを行い、皺にならないようにオムツ交換をしたり、患者役になることで安楽な体位への援助が出来ていたように思います。研修後のアンケートでも、患者役を体験することによって得られた学びがたくさん記載されていました。

看護学生の皆さんは、新型コロナウイルス感染症の５類移行前では、実習が十分に行えなかった時間があると思います。当センターでは、それを補えるように、毎年新人看護師さんの不安の内容に応じて、新人看護師研修の充実化を図っています。安心して受験して下さい。新人看護師の皆さん、看護業務を覚えられるか、看護技術は身につくのだろうか…たくさんの不安があると思いますが、これからも一緒に学びを深めていきましょう。

人材育成・採用担当主任　小川