新人看護師さん、一年間ありがとう！ ～12カ月研修　印象に残った看護体験の発表より～

コロナ禍の中、新人看護師さんは新人１年目を終えようとしています。今日までたくさんの不安、迷いを抱えながらも、理想とする看護師を目指し、頑張ってきた一年だったと思います。無事に一年を乗り越えることが出来たこと、大変嬉しく思っています。

今回は、１年間の総まとめとして開催した12カ月研修についてご紹介します。研修では、「印象に残った看護体験」をテーマとして、グループごとに看護体験を語ってもらいました。印象に残った看護体験として、患者さんに「ありがとう」と言ってもらえた出来事から、自身の知識や技術・経験不足のために出来なかったことなど、一人一人が体験したことを共有しました。お互いの看護観、価値観を認め、同期の成長を確認できた場だったのではないでしょうか。

昨年度同様、新人看護師さんは、研修の最後に、看護部から授与された「頑張ったで賞」の賞状を受け取りました。新人看護師さんは、それぞれの部署に帰り、育ててもらった師長さん、主任さん、エルダーさん、プリセプターさんへ報告していました。また、新人看護師さんから“サプライズ”と称して、お礼のメッセージを指導者さん達に渡したところ、指導者さんも写真付きのメッセージを“サプライズ”してくれていました。「どちらもサプライズ！」嬉しくて涙を流していた新人看護師さんも見かけました。この一年、悔し涙、悲し涙…いろんな涙があったと思いますが、最後は嬉し涙で１年を迎えられたことが、何よりも嬉しいです。

さて、４月から、新人看護師さんは「２年目看護師さん」です。新しい新人看護師さんを迎えるにあたって不安もあると思いますが、一年間頑張ってきたことを糧に、共に歩んでいきましょう。今までと変わらず、看護部一同、応援をしています。2021年度入職の新人看護師さん、そして温かい気持ちで指導して下さった職員の皆様、一年間ありがとうございました。

人材育成・採用担当主任　小川