2021年度 新人看護師さん、ようこそ総合医療センターへ ~新社会人としての不安と希望を胸に~

2021年4月1日、山口県立総合医療センターにおいて52名の新採用者看護師さんを迎えました。看護部一同、この日を楽しみにしていました。

さて4月1日、2日は、理事長や看護部長からのお祝いの言葉をいただき、看護部の理念や教育計画、医療関連感染防止や医療安全など基本的なことを学びました。そして、4月5日は動画での院内紹介を行った後、同期となる新人看護師さん同士で自己紹介を行いました。感染対策に十分注意しながら、現在興味のあることや感染状況が落ち着いたらやってみたいことなどを自由に語ってもらったことで、新人看護師さんの表情が和らいだことに、安心感を抱きました。今年度より、取り入れた「組織人としての在り方」の講義では、学生と社会人との違いをイメージしてもらうために、講義だけではなく、3年目看護師さん2名からの話を聞く機会を設けました。先輩看護師からの話を聞くことで、新人看護師さんは、今の自分と同じような不安を抱えていても、2年後は素敵な看護師さんになれると希望が持てたようでした。しかし、何よりも嬉しかったことは、「人のいのちと向き合う仕事」だからこそ、報告・連絡・相談をしていくことや自分自身が率先して考えたり行動することの重要性、自ら学ぶ姿勢が大切であることを感じてくれていたことです。

これから、たくさんの経験をしていく中で、嬉しいことだけではなく、つらく悲しい出来事にも遭遇することもあると思いますが、山口県立総合医療センターの一員となれた今の喜びを胸に、一緒に頑張っていきましょう。どんな時も、みなさんのサポートとなれるよう、看護部も一緒に頑張ります。

人材育成・採用担当主任 小川

2021年度看護師新人研修

左:ナーシングスキルを試用している様子   右:看護副部長から教育計画についての説明

2021年度看護師新人研修

3年目の先輩看護師からのお話

2021年度看護師新人研修

先輩の話を聞きメモをしている新人看護師さん

2021年度看護師新人研修

左:感染対策の講義での手指衛生の習得   右:一週間、共に学びを深める研修会場