新人看護師の一年間の研修が終わりました!

12カ月研修 印象に残った看護体験の発表より

春まだ浅い今日この頃、新人看護師さんは2年目看護師として、前に進もうとしています。一年前、何もかもが初めてで、不安そうにしている皆さんの顔を、今でも覚えています。しかし、12ヶ月研修で「印象に残った看護体験」を語っていた姿は、患者さんやご家族に寄り添えている一人の看護師さんとしての姿でした。皆さんが、無事に、12ヶ月の研修を修了できたこと、心より嬉しく思っています。

印象に残った看護体験
印象に残った看護体験

12カ月研修では、毎年グループに分かれて、「印象に残った看護体験」を発表してもらっています。今年も、一人一人が体験した患者さんやご家族との関わり、自身の知識や技術・経験不足のために出来ずに悩んだこと、もっとこうすれば良かったのではないかと感じたことを共有しました。語りの中心は、患者・家族に寄り添えていたかどうか…。当たり前のことですが、様々なジレンマを抱えながら、患者さんと共に喜んだり、悲しんだり、悔しかったり、そんな一年だったんだなと、想像できました。同期同士で語りを聞き、共に学び、看護観や価値観、成長を確認できた場だったのではないでしょうか。

印象に残った看護体験
印象に残った看護体験

最後に、昨年度同様、修了式を行いました。看護部から授与された賞状は、皆さんの頑張りの証です。でも、今日の日が迎えられたことは、多くの先輩方、皆さんにとって大切な人達が支えてくれていたことを忘れないで欲しいです。今日までご支援くださった、多くの看護部の職員の皆様、本当にありがとうございました。

印象に残った看護体験
印象に残った看護体験

さて、4月から、新人看護師さんは「2年目看護師さん」です。新人看護師の頃とはまた違う不安を感じていると思いますが、自信を持って、歩んでいきましょう。困難にぶつかっても、自身のレジリエンスを思い出し、患者さんやご家族のために、何をすればいいか考えましょう。困った時は、いつでも相談しに来てください。これからも皆さんが成長できるよう、看護部一同、支援させていただきます。

人材育成・採用担当主任 小川