褥瘡を作らないために ~1ヶ月研修 褥瘡予防とケア~

5月に入り一週間が経ちました。入職した新人看護師の皆さんにとっても、あっという間の一か月だったと思います。 さて、4月28日に開催された新人看護師1ヶ月研修は、「褥瘡予防とケア」でした。新人看護師の皆さんはとても元気が良く、積極的に研修に参加してくれことにホッとしています。今年も、皮膚・排泄ケア認定看護師が講義をしてくれました。研修内容は、褥瘡を作らないための基本的知識の習得と「正しいテープの貼り方・剥がし方」「正しいオムツの当て方」「背抜き、ポジショニング」などの技術の習得です。

褥瘡予防ケア研修模様
褥瘡予防ケア研修模様

褥瘡予防とケアの研修は、毎年、好評の研修です。研修中は、「今の自分でもすぐに患者さんに出来そう」「患者さんの安楽についても考える機会になった」などの意見が挙がっていました。研修後のアンケートでは、一人一人が配属された部署でどのように活かしていくか、という視点で学びを深められていました。素晴らしいことだと思います。

褥瘡予防ケア研修模様
褥瘡予防ケア研修模様

新人看護師さん、看護学生の皆さん、コロナ禍で実習が十分に行えなくても、新人看護師研修でたくさんの知識と技術を得ることが出来ます。看護業務を覚えられるか、看護技術は身につくか、先輩とうまくやっていけるか…たくさんの不安があると思いますが、同期同士で支え合いながら、一人一人のペースで成長していけるよう看護部がサポートしています。安心して、自分の目標に取り組んでいって欲しいと思います。

人材育成・採用担当主任 小川