1年目看護師を無事に乗り越えました!
12カ月研修 印象に残った看護体験の発表より
2024年度入職の新人看護師さん。2年目看護師としての目標を定めつつ、患者さん・ご家族のケアに邁進してくれており、頼もしく感じます。少し遅くなりましたが、2024 年度の12ヶ月研修で成長した姿を報告させていただきたいと思います。


当センターの12カ月研修は、毎年、一年間で実践してきた看護体験を発表してもらっています。高度急性期病院の看護師として求められることが多い中で、「患者さんやご家族に寄り添う」ということを実践できていた発表会でした。一方で、自身の知識や技術のなさで悩んだり、もっと何か患者さんやご家族にできたことがあるのではないか、と自問自答することを続けてきた一年だったことも理解できました。でもそれは、自分の姿勢や感情に真摯に向き合ってきたということ。その時間と共に皆さんが存在していることが、成長したという証です。
また、一年間、悲しみや喜びを分かち合ってきた同期の存在、自分達をいつも見守ってくれた部署のスタッフ、指導者の方々への感謝の気持ちも表現されていましたね。他者を尊重すること、感謝の気持ちを表現できる看護師に育ってくれたこと、とても嬉しく思っています。


さて、新しい年度が始まり、2年目看護師さん達には、様々な場面で新しい役割も任せらえるようになってきました。自分が2年目看護師として期待されてもいいのだろうか、と不安が募ったり、自信をなくしたり…している方もおられるでしょう。でも、新人看護師時代をサポートしてきた新人教育支援者としては、皆さんの表情や言動、レポートなどから「2年目も頑張ります!」という前向きな気持ちを受け取っています。皆さんが培ってきた知識・技術・態度を、もっと伸ばせるように、この一年も一緒に頑張っていきたいと思っています。ゆっくり、成長していってください。


看護部