しなやかな“こころ”を身につけて前に進もう!
新人看護師3・4ヶ月研修
9月に入りました。新人看護師さん達は、入職して半年が経過しようとしています。今回は少し遡って、新人看護師3・4ヶ月研修のご紹介をしたいと思います。
3ヵ月研修:自己認知とセルフケア
入職3ヵ月頃は、少しだけ職場に慣れてきた時期です。早く仕事を覚えたいという気持ちから、無理をすることもあったのではないでしょうか。ちょうど、この時期、疲労が溜まる時期なので、当センター看護部では、自己認知とセルフケア の研修を毎年行っています。リアリティショックは、新しい環境下においては、誰にでも起こり得ることです。大切なのは、リアリティショックの正しい知識や対処方法を知ること、同期同士で話をすることだと思っています。 同期同士で悩みを共有した後は、ストレングスカードを用いて、自分の強みを探すワークをしてもらいました。皆さんの素敵なところを知ることができ、教育委員も嬉しく感じた時間でした。
新人看護師の皆さんが抱えている悩みは、自分だけではなかったんだ!と知ることが出来て、安心しましたね。
4ヶ月研修:リスクマネジメント
4ヶ月研修は、安全な看護の提供を目指して、リスクマネジメントの基本的な知識を身につけてもらいました。リスクマネージャーと共に事例の分析をしたり、自身のエラーパターンの傾向を知る機会を得ることが出来ました。同期と一緒に なぜなぜ思考 で考えることで、リスク管理や意義について理解できたことが、みなさんの課題レポートから読み取れました。広い視野を持ち、より良いアイデアが出せる皆さんの柔軟な考え方は、この先患者さんや家族を救うことに繋がるでしょう。これからも丁寧に、安全に患者さんのケアが遂行できるよう頑張って下さい。
さて、新人看護師研修の時間は、臨床現場から少し離れて自分を見つめる機会となるため、自分らしさを取り戻すことに繋がります。信頼できる人に自分の思いを聞いてもらうこと、信頼できる人に励ましてもらうことも、人との繋がりの中で生きていく大切な絆となります。皆さんには、人との関係性を築いていく中で、強く優しい看護師さんになってくれることを願っています。
看護部