がん治療

腫瘍再建形成外科部

皮膚軟部組織あるいは頭頚部の悪性腫瘍を手術で切除した場合には、欠損部に変形が残るため、患者さん、医師が大変な努力をしてがんが治ったとしても、後の生活が非常に不自由になってしまいます。従来であればがんを切除した後だからと納得されていた変形でも、最近では形成外科的再建までを希望される患者さんが増えてきています。

具体的には頭頚部のがん、あるいは乳がんなどの手術があり、耳鼻科や外科などががんを切除する際にも再建を得意とする形成外科があれば、切除をしっかり行うことができます。また機能的、整容的な再建が得られることから社会復帰も容易となります。

当院には形成外科医が常勤しており、従来から合同手術により再建を含めた腫瘍切除術を行ってまいりましたが、平成14年10月から腫瘍再建形成外科部を開設し、頭頚部、乳房などの再建を必要とする腫瘍切除術および腫瘍切除後の変形の再建を行っています。

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