小児外科
主な対象疾患
小児の一般・体表、消化器、泌尿生殖器、呼吸器などの外科的疾患に対応しています。当科の手術で頻度の高いものは以下です。
鼠径ヘルニア
小児外科で最も多い疾患で、鼠径部(股のところ)で、腸が脱出する疾患です。
脱出した腸が戻らなくなり、壊死することが稀にあるため、手術が必要です。
男女とも、従来の鼠径部切開による手術or腹腔鏡手術を選択できます。翌日、退院できます。
停留精巣
陰嚢内に精巣を触知しないときは、ご相談ください。
1歳頃までに睾丸が下りないと不妊症になるリスクがあります。翌日、退院できます。
臍ヘルニア
1歳までに自然に治ることが多いのですが、3歳を過ぎても治らない場合、手術をお勧めします。翌日、退院できます。
※ 圧迫療法:臍ヘルニアが出始めた頃から圧迫を開始すると早く治ります。2週間ごとに通院していただきます。

治療前

圧迫療法

治療後
真性包茎
乳幼児の包茎は病気ではありません。包皮炎や尿路感染が起こらなければ、原則的に治療の必要はありません。しかし剥こうとしても全く亀頭が見えない場合、ご希望があれば徐々に剥く方法(翻転練習)をお教えします。
尿道下裂
外尿道口(おしっこの出る孔)が、亀頭先端ではなく、亀頭の下や、陰茎に認めることがあります。おしっこがまっすく飛ばず、立ってできないことがあります。
また、陰茎が曲がっていることが多く、将来、夫婦生活に困ることがあります。当科では、3歳前後で手術を行っています。
膀胱尿管逆流
生まれつき膀胱の尿が腎臓に逆流する子がいます。すると腎盂炎を繰り返し、腎機能が低下することがあります。これを防ぐ手術が必要になります。約2週間の入院です。
