診療情報管理室

診療情報管理室の様子

概要

診療情報管理室は、患者さんの診療情報を管理する部署です。当院は、平成24年から電子カルテの運用を開始し、紙の記録から電子的な記録に移行しました。

診療情報は、患者さんの診療のために利用される大切な情報です。さらには、臨床研究や疫学調査等の医学教育・研究での利用や、疾病統計や死因統計といった、病院や公衆衛生のためなど様々な分野で活用されます。診療情報の質の向上は、最終的に患者さんや医療職へ還元され、医療の質の向上につながります。
 

主な業務内容

診療情報管理室では様々な職種と連携して業務を行なっています。

診療情報管理室のの役割

1 診療情報管理業務

診療情報を登録し、データベースの構築をしています。このデータを抽出・分析・活用することにより、医療職のサポートや医療の質の向上を図っています。診療情報のデータには、電子カルテや診療報酬データ、DPCデータ、看護必要度などがあり、登録だけでなく、それらの精度管理も行っています。

さらに、これらのデータを使用して、医師・看護師と連携してクリニカルパス作成・管理や臨床研究のサポートなど医療の質向上に取り組んでいます。
 

診療情報管理室のイメージ

2 症例登録業務

当院は、地域がん診療連携拠点病院であり、院内がん登録が義務づけられています。さらに、平成28年4月から、全国がん登録が開始となり、全ての病院(一部の診療所を含む)で、がん登録が義務化されました。これらのがん登録の情報は、国や山口県の政策にも利用されます。

また、NCD(National Clinical Database)やJOANR(Japanese Orthopaedic Association National Registry)などの専門医制度や認定施設等に使用する症例データベースの登録も行っています。これにより医師のサポートをするだけでなく、適切なデータを提供できるようにしています。

現在行っている症例登録
院内がん登録 全国がん登録 NCD JOANR JND
周産期登録 日本血液学会登録 J-AB New JCDTR JACVSD

 

3 診療記録管理業務

診療情報管理室の様子

診療記録は厳密な情報管理の下に、患者さんの診療で利用されます。この重要な診療情報の適切な管理・監査、記録の充実を担っています。主な業務は、診療記録の監査、カルテ開示業務、診療記録のスキャン業務などになります。
 

認定資格の取得状況

診療情報を適切に、かつ精度の高い管理を行うために有資格者の配置にも努めています。

認定資格等 認定団体 のべ人数
診療情報管理士 四病院団体協議会及び医療研修推進財団 7人
診療情報管理士指導者 日本診療情報管理学会 1人
がん登録実務初級認定者 国立がん研究センター 1人
がん登録実務中級認定者 国立がん研究センター 2人
上級医療情報技師 日本医療情報学会 1人
基本情報技術者 情報処理推進機構(経済産業省国家試験) 2人