泌尿器科

現在、尿路結石、前立腺肥大症、悪性腫瘍(腎がん、前立腺がん、膀胱がん、精巣腫瘍)、副腎腫瘍および腎不全などに関連した幅広い手術を行っています。また、ネフローゼなど内科的腎疾患に対し腎生検を行いステロイドを中心とした治療も行っています。末期腎不全に至った患者さんには社会生活にあった血液透析 or 腹膜透析(腎移植の希望があれば山口大学を紹介)を導入しています。

当科では前立腺肥大症の低侵襲手術として県下で初めて2006年よりホルミウムレーザーによる前立腺核出術(HoLEP)を導入しました。従来、開腹手術が選択されるような100g 以上の大きな前立腺肥大症例に対しても、比較的安全に施行できうるもので、有用性が高く、開放手術に替わる低侵襲手術として注目を集めています。従来手術の経尿道的前立腺切除(TURP)に比し手術時間は約1.5倍必要ですが、出血や術後の痛みが格段に少ない手術のため「HoLEPを早く受ければよかった」との声もよく耳にします。2012年の3月に100Wの高出力のレーザー装置に更新しましたので手術時間も短縮し早くなりました。

尿路結石の治療として、以前より低侵襲な体外衝撃波結石破砕術(ESWL)を行っています。破砕困難な結石に対しては開放手術を極力回避し、ホルミウムレーザーを用いた軟性尿管鏡手術(f-TUL)を積極的に取り組んでいます。

腎尿管悪性腫瘍では、病期早期の症例で腹腔鏡手術がおこなわれるようになり、患者さんに侵襲の少ない治療を目指しています。