山口県立総合医療センター職員の新型コロナウイルス感染について (9月9日)【第1報】

当院の職員3名が新型コロナウイルスに感染したことが確認されましたので、報告いたします。当該職員と濃厚接触の可能性のある職員に関してはLAMP検査を実施するとともに、最終接触日から2週間の自宅待機としております。患者さん、ご家族の方、地域のみなさま、ならびに関係者のみなさまにご心配とご迷惑をおかけしますこと、深くお詫び申し上げます。今後につきましては、保健所と連携しながら適切な対応を図って参ります。なお、これまでの状況及び当院の対応については、次のとおりです。

1 感染が確認された職員

(1) 職員A
    年齢 20歳代
    性別 女性
    職種 看護師
    所属 感染症センター
    経過 9月3日 発熱(37.6℃)、咽頭痛
       9月7日 味覚・嗅覚異常
       9月8日 PCR検査 陽性確定

(2) 職員B
    年齢 40歳代
    性別 女性
    職種 看護師
    所属 感染症センター
    経過 9月5日~7日 職員Aと勤務
       9月8日    LAMP検査 陽性確定

(3) 職員C
    年齢 20歳代
    性別 女性
    職種 看護師
    所属 感染症センター・一般病棟
    経過 8月28日~30日  職員Aと勤務
       9月1日~3日、5日 一般病棟勤務
       9月8日       LAMP検査 陽性確定

2 院内における接触者への対応

職員Aの陽性判明に伴い、院内の接触者全員(計159名)に対してLAMP検査を実施したところ、濃厚接触者に該当する職員B、職員Cの2名が陽性となりました。なお、院外の接触者については、現在、保健所が調査を行っています。

3 今後の病院運営について

職員A、Bは、感染症センター専属で勤務しておりますが、職員Cは一般病棟(1病棟)でも勤務しているため、当該病棟の安全が確認されるまでは新規入院の受け入れを中止するとともに、他院や他の病棟への移動も中止します。職員Cが担当していた一般病棟以外の病棟における入退院、外来患者の受入れは通常どおり継続いたします。

引き続き、保健所との連携を図り、感染拡大防止に向けて適切な対応に努めてまいります。患者さんならびに職員の安全を最優先し、全職員が一丸となって全力で対応を進めてまいります。何卒ご理解の程、よろしくお願い申し上げます。

令和2年9月9日
山口県立総合医療センター
院 長  武 藤 正 彦