公益社団法人山口県看護協会と連携に関する協定書を締結しました

地域医療の発展に一層寄与できるよう、県下1万人を超える看護職員を束ね、その確保・育成の拠点としての重責を果たされている山口県看護協会と、看護人材の確保・育成に関する連携協定を令和5年 11 月 14 日(火)に締結しました。

医療の高度化・専門化の進展により、質の高い看護の提供が求められる中、医療現場や社会ニーズに対応した教育・研修を実施されている看護協会と、多様な臨床現場を有する当センターが、一体となって、地域医療の最前線で活躍できる優れた看護職員の県内定着や育成を図ることにより、本県地域医療の発展に貢献したいという私自身の強い思いが、こうした形で実を結んだことを大変嬉しく思います。

今回、当センターで開催しました締結式では、行政、報道関係者など約 60 名の御参加をいただき、当センターの代表者として、私の方から、「県が、移転建替えに向けて、先般策定された「基本構想」を実現する立場として、看護協会と連携を一層強固なものとし、地域医療の第一線で活躍できる看護職員の集積を促進することで、いわゆるマグネットホスピタルの実現を図りたい。また、今後、県が策定される「基本計画」の中では、看護協会との連携による実効性の高い取組はもちろんのこと、移転敷地内への看護協会の併設を実現する施設・設備計画についても、是非、御検討いただきたい。」と挨拶しました。

これを受けて、看護協会の西生会長さんからは、「本県医療の中核を担い、一層の機能強化を図られる当センターとの連携協定を締結する運びになったことは、本協会にとって時宜を得たこの上ない慶びであり、連携を更に深め、よりよい研修環境のもとで看護職員の資質向上を図ることにより、量的な確保、県内定着促進等につなげ、ひいては地域医療の発展に寄与してまいりたい。」との心強いお言葉をいただきました。

さらに、式においては、協定書への署名や地域医療振興のための寄附の贈呈を行うとともに、立会人として御参加いただきました県知事代理としての國吉健康福祉部長さん、県議会議長代理としての島田副議長さん、また、池田防府市長さんから、心温まる御祝辞をいただいたところです。

私といたしましては、本日を皮切りに、移転敷地内への看護協会の併設が実現するよう、看護協会ともしっかりと対話を重ねながら、看護に携わる皆さんのニーズも踏まえた実効性の高い取組を行い、地域医療の発展に一層寄与していく所存です。

地方独立行政法人 山口県立病院機構 山口県立総合医療センター  

病院長 武藤 正彦 

締結式の状況

山口県看護協会との連携協定

主催者あいさつ 

山口県看護協会との連携協定

協定書署名 

山口県看護協会との連携協定

協定書の披露 

山口県看護協会との連携協定

目録(寄附金)の贈呈 

山口県看護協会との連携協定

記念撮影

  • 後列:左から 岡理事長、島田副議長、國吉部長、池田市長、酒井専務理事、杉山防府支部長
  • 前列:左から 田島看護部長、武藤病院長、 西生会長、折込副会長
山口県看護協会との連携協定

締結式の状況