人工関節センター

はじめに

人工関節手術は年々増加傾向にあり、普及しつつある手術のひとつですが、その長期成績は術者の経験や技量に左右されるため、良質の人工関節手術を受けられる病院はまだ限られているのが現状です。
当院においては平成22年1月に県内初の人工関節センターを開設しました。当院は日本で最も早くセメントレス人工股関節を取り入れた病院として全国的にも有名で、この分野ではひとつの歴史に残る病院です。当センターの人工関節手術件数は県内で最も多く、西日本でも有数の施設であり年間約400例(2016年)の人工関節手術を行っています。 クリーンルームなど最高水準の設備も早くから導入しており、山口県における人工関節手術の中心的な施設として、伝統と経験に基づいた質の高い治療を提供します。

ご挨拶

平成22年1月より山口県立総合医療センター整形外科に県内初の人工関節センターを設立しました。 当院は、弓削名誉院長により日本で最も早くセメントレス人工股関節を取り入れた病院として全国的にも有名で、この分野ではひとつの歴史に残る病院です。

人工関節手術件数は県内で最も多く、クリーンルームなど最高水準の設備も早くから導入しており、山口県における人工関節手術の中心的な施設として、伝統と経験に基づいた質の高い治療を提供致します。

人工関節センター長 田中 浩

診療の特徴・特色

正確な手術

最近の人工関節テクノロジーの進歩は目覚ましく、インプラントの耐久性が格段に向上しており、耐用年数は20年~30年といわれています。この長期の耐久性を保つためには正確な手術が重要であり、当センターではコンピューター・シミュレーションによる術前計画を行っています。

安全な手術

人工関節手術ではクリーンルームを使用しています。術者も滅菌されたヘルメットつきガウンを使用することにより。手術野を最大限に清潔に保つことが出来、術後の感染の予防に努めています。

術後の肺血栓症の予防のため、抗凝固剤の投与および術後の早期リハビリテーションの開始により早期の社会復帰を図っています。

最小侵襲手術(MIS:Minimum Invasive Surgery)

膝関節と股関節の人工関節手術は、基本的にMIS(最小侵襲手術)という方法で行っており、傷が小さいだけでなく、術後の回復も早く、リハビリもスムーズに進められるのが特徴です。

人工股関節は前方進入法によるMISで行っています。この方法は技術を要しますが、筋肉を切らない方法で手術を行っていますので、脱臼の心配がほとんどなく、術後は生活の制限も特には行っておりません。当センターは西日本で最も多くこの方法による手術を行っており、県内全域だけでなく、県外からの患者さんも受け入れています。術後の患者さんの中にはゴルフやテニスなどのスポーツを楽しんでいる方もいらっしゃいます。

患者さんの状態に合わせた治療

両方の関節の手術が必要な患者さんに対しては、希望されれば一度の入院で済むように両側同時手術も行っています。手術及びリハビリテーションが同時に一度で済むため、患者さんの満足度も高いようです。また、変形が強い症例や再置換例など、かなり難易度の高い症例の紹介も多く、多数の経験があります。

早期リハビリテーションの実施

人工関節置換術では、術後早期からのリハビリテーションが重要です。当院では、県下有数の早期を中心としたリハビリテーション科(リハビリ専門医師1名、理学療法士13名、作業療法士7名、言語聴覚士2名)を配置し、専門スタッフによる早期在宅復帰を目指したリハビリを行っています。

通常は2週間程で自宅退院されますが、回復が遅れた患者さんは院内に併設された地域包括ケア病棟へ転棟してリハビリを継続することができます。

上肢の人工関節手術

また当センターでは、最近日本に導入された反転設置型人工肩関節(リバース型人工肩関節)を含めて、人工肘関節、人工指関節等の上肢の人工関節手術も行っています。

チーム医療の充実

人工関節手術を受けられる患者さんは様々な合併症を有する場合が多く、合併症に対する体制が人工関節手術を安全に行うためには非常に重要です。当院は県内トップレベルの総合病院であり、専門科へのコンサルト、充実した麻酔科スタッフなど、万全の体制で手術を受けることができます。

概 要

人工関節手術は、主に膝関節と股関節に行っています。基本的にMIS(最小侵襲手術)という方法で行っており、傷が小さいだけでなく、術後の回復も早く、リハビリもスムーズに進められるのが特徴です。人工股関節は前方進入法で行っています。この方法は技術を要しますが、筋肉を切らない方法で手術を行っていますので、脱臼の心配がほとんどなく、生活の制限も特には行っておりません。

両方の関節の手術が必要な患者さんに対しては、希望されれば一度の入院・麻酔で済むように両側同時手術も行っています。また、変形が強い症例や再置換例など、かなり難易度の高い症例も紹介が多く、多数の経験があります。

人工関節手術を受けられる患者さんは様々な合併症を有する場合が多く、合併症に対する体制が人工関節手術を安全に行うためには非常に重要です。当院は県内トップレベルの総合病院であり、専門科へのコンサルト、充実した麻酔科スタッフなど、万全の体制で手術を受けることが可能です。