院長ご挨拶

武藤 正彦
山口県立総合医療センターは、前身の「山口県立防府総合病院」として発足し山口県立中央病院の時代(昭和 28 年~平成 17 年)を経て、今年で創立 76 周年を迎えました。平成 23 年からは地方独立行政法人山口県立病院機構として大きな組織転換を図り、県民のみなさまの健康寿命の延伸を図るべく、安心できる安定した質の高い医療の実現と経営の強化に取り組んでいます。
山口大学をはじめとする県内にある機関とも密に連携して、少子高齢化・人口減少時代を生き抜いていくため、スマートな地域社会を目指し、そのための人材育成等の取り組みを積極的に行っていきます。
機能を強化した新病院の建て替えに向け、それに必要な病院機構内の組織改編も進められています。未来の立派な新病院の完成を夢見る職員の関心の高さと思いを感じています。
このような先進的な高度医療等への積極的な取り組みをとおして、県民のみなさま、地域の連携する各医療機関のみなさまをはじめとする多くの方々に選ばれる総合病院を目指します。高齢化に伴う疾病構造の変化にも柔軟に対応できる地域完結型医療提供体制を構築し、今後ともご期待に添えるよう邁進していく所存です。どうぞよろしくお願い申し上げます。
地方独立行政法人山口県立病院機構
山口県立総合医療センター
院長 武藤 正彦