性感染症

「もしかしたら・・・?」きちんと知ろう性感染症

いろいろな性感染症(STD)に関する基本的な情報を掲載しています。 「もしかして、私も・・・?」と性感染症が気になった時は、ここをのぞいてみてくださいね。

性感染症(STD)とは?

性行為(キスやペッティングも含む)によって、人から人へ直接感染するすべての病気のことを言います。
STD(Sexually Transmitted Diseases)とも呼ばれます。
感染しても自覚症状がなかったり、あってもほんの少しのため、気づかないで他の人に感染させてしまうことがあるので、注意が必要です。

学生男女のイラスト主な性感染症は、
 ・エイズ
 ・性器クラミジア感染症
 ・淋菌感染症(淋病)
 ・性器ヘルペスウイルス感染症
 ・尖圭(せんけい)コンジローム
 ・トリコモナス感染症
 ・カンジダ症
 ・梅毒

どうすれば、防げるの?

「NO SEX」:セックスをしない

一番安全で確実なのは、セックスをしないことです。

「STEADY SEX」:パートナーを定める

自分も相手も過去に感染の危険性がなく、セックスパートナーが他にいないことが 条件になります。

「SAFER SEX」:より安全なセックスをする

コンドームを必ず使用することです。
コンドームで予防できない性感染症もありますが、一番、現実的で確実な方法と考えられています。

正しくコンドームを使いましょう!

・爪は短く切っておく
 ・使用期限をよく確認し、古いものを使わない
 ・財布やポケットの中に入れない。ハードケースに保管する
 ・1回の射精ごとに新しいコンドームを使う
 ・射精の時だけでなく、性器接触前にペニスが勃起状態になったら着ける

少しでも不安があったら・・・

性感染症にかかっていても症状がでにくいこともあります。治療しないでいると、男女とも不妊症の原因になる場合があります。妊娠中の女性が感染すると、流産や早産の危険が高まり、赤ちゃんに感染すると結膜炎、肺炎、時には死にいたることもあります。
ほとんどの性感染症は治療が可能ですので、少しでも不安があったら、すぐに産婦人科や泌尿器科を受診しましょう。

もし性感染症に感染していたら

パートナーも感染している可能性が高いので、治療も二人一緒に行わなければ、パートナーから再感染してしまうことになります。

主な性感染症について

エイズ

 潜伏期間 短くて6ヶ月、長くて20年、平均8~10年
 症状 男性 感染しても特別な症状が出ない
女性 感染しても特別な症状が出ない
 治療 発症予防:抗HIV薬が有効
 コンドームで防げるか? OK