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安心して子供を生み育てるために

出産後の家族との集合写真「周産期(しゅうさんき)」という言葉は、一般には馴染みの薄い言葉ですが、赤ちゃんが生まれる前後の時期を指す言葉です。

赤ちゃんは、突然に生まれてくるわけではありません。お父さんの精子とお母さんの卵子からできた赤 ちゃんの元になる受精卵を、お母さんが体の中にある子宮という赤ちゃんを育てるための袋の中で10か月間育てて、やっと赤ちゃんとして生まれてきます。ですから、うまく受精卵ができなかったり、受精卵ができても子宮の中で育たなかったり、育っても10か月たつ前に赤ちゃんが早く生まれてしまったりすると、特別な治療が必要になります。

山口県では、赤ちゃんを望む全てのお父さんとお母さんのために「山口県周産期医療システム基本構想」を策定し、その中核となる「総合周産期母子医療センター」を平成18年1月に県立総合医療センターにつくりました。

総合周産期母子医療センターには、子どもをなかなか授からない人のための不妊治療部門、子宮の中で赤ちゃんが育ち生まれることを助ける産科部門、生まれてきた赤ちゃんを治療してお父さんとお母さんの待つお家に帰れるようにする新生児部門があります。

妊婦のイメージ画像

「高齢妊娠は良くないといわれるけど、私は大丈夫かしら」という人のための遺伝相談窓口、退院した赤ちゃんの生活相談や県下の周産期医療施設を退院した赤ちゃんのフォローアップを助ける地域保健部門もあります。

総合周産期母子医療センターは、県内に2か所あり、地域周産期母子医療センター(5か所)やその他の周産期医療施設と連携しながら「子どもが欲しいけど、どうしたら良いのだろう」あるいは「妊娠しているけど、どうしたら良いのだろう」という方々がいつでも適切な施設で適切に医療を受けられるように活動していきます。

スタッフ一同、一丸となり県民一人一人が安心して妊娠・出産・育児ができる環境をめざしています。

 

 

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