6N勉強会について

糖尿病患者さんのケアの充実を目指して ~内分泌内科 勉強会より~

看護師一人一人が所属する部署において、必要な知識やスキルは異なります。そのため当センターでは、各部署で定期的に勉強会を行い、継続的に新しい情報を更新したり、知識を深めています。今回は、6階北病棟において内分泌科の勉強会に参加させてもらえたので、ご紹介したいと思います。

内分泌内科勉強会
内分泌内科勉強会

新しいものを導入し、基本的な知識や技術を習得して患者さんのケアに携わって欲しい…内分泌科医師と病棟師長のそのような思いで始まった勉強会は、月に2回、就業時間内で開催されています。糖尿病患者さんの看護において看護師に求められることは、看護師自身が糖尿病とその療養指導全般に関する正確な知識を持ち、糖尿病患者さんの生活指導や適切な自己管理が出来るように支援することです。その目標に向けて、新人看護師からベテラン看護師、多職種の方々と共に意欲的に参加されていました。

内分泌内科勉強会
内分泌内科勉強会

今回の勉強会のテーマは「糖尿病の慢性合併症」でした。参加した看護師からは「改めて基本的な知識の詳細が理解できた」「患者さんに起こっていた症状の理解ができた」「合併症を予防するために知識を高め、患者さんのセルフケアを促すための支援を考えたいと思った」などの意見が挙がっていました。病棟師長さんは、今後も、学習の見直しを行い、一緒に働くスタッフが継続的に学べる環境となるようにきっかけ作りを行いたいと話されていました。研鑽を続けることは大変だと思いますが、患者さん・ご家族のために今後も継続的に学習を進めていって欲しいと思います。

人材育成・採用担当主任 小川