診療科・各部門
診療科
産婦人科
概 要
当院は、地域の基幹病院としてのみならず、山口県における中核病院として、県内の病院から様々な患者さんが紹介されてこられます。平成18年1月に総合周産期母子医療センターが開設されてからは、様々な問題を抱えたハイリスク妊婦さんはもとより、胎児治療を必要とする妊婦さんや新生児治療(外科手術を含む)を必要とする妊婦さんが増えています。新生児外科手術の技術も高く、多くの新生児外科疾患が紹介されています。
助産師外来や院内助産院を立ち上げて妊婦さんたちの様々なニーズに応えるよう努力をしています。是非ご利用下さい。
生殖医療分野では、体外受精を平成17年8月より開始し、患者数も年々増加しています。その成績も、全国平均を上回って安定しています。不妊症外来部門は、患者さんも増加しており、その気持ちに配慮して、従来の産婦人科外来とは別の場所に移動しました。
このように、妊娠から分娩までトータルに安心して最先端の医療を受けられるよう頑張っております。
産婦人科医療には上記の生殖医療部門、周産期医療部門とともに、もう一つの重要な婦人科腫瘍部門があります。患者さんの負担を極力減少させるために、内視鏡下手術を積極的に取り入れています。お腹を大きく切ることもないので、術後の回復も早く、入院期間も短縮され、さらに手術創も目立ちません。しかし、子宮がんや卵巣がんなどの悪性腫瘍の場合には開腹手術を選択せざるを得ないことも多くあります。ここでも、子宮頸がんの術後に多く発生する排尿・排便障害を減らすべく、神経温存手術を心がけています。また、最新の放射線治療(イリジウム膣内照射)装置(山口県内では当院と大学病院のみ)を用いて、手術適応でない子宮がん患者さんの治療にあたっています。他の病気を合併して手術が出来ない患者さんも元気に治療を終えられて退院されています。一人でも多くの患者さん達の喜ぶ笑顔が見られるようスタッフ一同はりきってきます。
昨今の産婦人科医療を取り巻く環境の厳しい中、常勤医師7名、レジデント3名、前期研修医1~2名の充実した人員を得て、「患者さんの幸福な未来のために」をモットウに、各分野における専門医を中心とした全国トップレベルの医療を提供し続ける所存です。
当科では、全国に先駆けて「女性のなやみ相談室」と名付けた電話相談を行っています。ちょっとした体の変調、不安など病院にかかるほどではないが心配で、だからといって周りに相談できる人がいない、といった場合に気軽に匿名で相談に応じています。不妊症や更年期、子育て、思春期、性の悩み等々、県内のみならず全国より年間に1500件を超える相談があります。電話番号は(0835)22-8803(直通)で土日も受け付けています。
さらに無料の相談室もありますのでご利用ください。
※産婦人科・周産期センター施設見学・研修のご案内(医学部学生向け)
産婦人科手術件数
| 2006年度 | 2007年度 | 2008年度 | 2009年度 | 2010年度 | |
| 悪性腫瘍手術 | 46例 | 41例 | 47例 | 59例 | 58例 |
| 子宮頸癌 | 22例 | 18例 | 23例 | 27例 | 35例 |
| (うち円錐切除のみ) | (16例) | (9例) | (10例) | (10例) | (19例) |
| 子宮体癌 | 11例 | 10例 | 13例 | 19例 | 15例 |
| 卵巣癌 | 13例 | 10例 | 8例 | 10例 | 6例 |
| その他の癌 | 0例 | 3例 | 3例 | 3例 | 2例 |
| 良性腫瘍 | 161例 | 161例 | 194例 | 195例 | 272例 |
| (うち内視鏡下手術) | (38例) | (45例) | (47例) | (47例) | (48例) |
| 子宮筋腫 | 64例 | 59例 | 58例 | 71例 | 95例 |
| 付属器腫瘍 | 53例 | 54例 | 61例 | 69例 | 77例 |
| その他 | 44例 | 48例 | 75例 | 55例 | 100例 |
| LAVH | 2例 | 2例 | 1例 | 0例 | 2例 |
| TCR | 14例 | 21例 | 18例 | 22例 | 23例 |
| Laparoscope | 22例 | 22例 | 28例 | 15例 | 23例 |
一般不妊治療成績
| 2006年 | 2007年 | 2008年 | 2009年 | 2010年 | |
| 症例数(人) | 164 | 187 | 224 | 214 | 185 |
| 妊娠数(人/率) | 53 (32,3%) |
73 (39,0%) |
78 (34,8%) |
88 (41,1%) |
71 (38,4%) |
| 流産数(率) | 11 (20,8%) |
12 (16,4%) |
14 (18,2%) |
16 (18,2%) |
7 (9,9%) |
| 多胎妊娠 | 3 (5,7%) | 3 (4,1%) | 5 (6,4%) | 5 (5,7%) | 6 (8,5%) |
体外受精成績
| 2006年 | 2007年 | 2008年 | 2009年 | 2010年 | |
| 治療患者数(人) | 14 | 26 | 35 | 60 | 78 |
| 治療周期数(人) | 17 | 44 | 47 | 93 | 133 |
| 胚移植周期数 | 14 | 36 | 35 | 65 | 93(69,9%) |
| 患者当り妊娠(%) | 3 (21,4%) |
13 (50,0%) |
12 (34,3%) |
21 (33,3%) |
25 (32,1%) |
| 周期当り妊娠(%) | 3 (17,6%) |
13 (29,5%) |
12 (25,5%) |
21 (23,0%) |
25 (18,8%) |
| 胚移植当り妊娠(%) | 3 (21,4%) |
13 (36,1%) |
12 (34,3%) |
21 (31,7%) |
25 (26,9%) |
医療関係者の方へ
| 2006年 | 2007年 | 2008年 | 2009年 | 2010年 | |
| 分娩数(人) | 635 | 702 | 690 | 852 | 708 |
| 帝王切開数・緊急例 | 166 (26,2%) 101 (60,5%) |
179 (25,5%) 101 (56,4%) |
200 (29,0%) 85 (42,5%) |
237 (27,8%) 140 (16,4%) |
195 (27,5%) 92 (47,2%) |
| 母体搬送(人) | 33 | 47 | 41 | 55 | 49(6,9%) |
| 遺伝・超音波外来(人) | 113 | 115 | 93 | 137 | 122 |







